日本一の現場で学んだ「令和の経営計画」

日本一の現場で学ぶ

先日、株式会社カタリスタ主催の「経営計画作成ワークショップ2days」に、サポーターとして参加させていただきました。

カタリスタの代表は、以前古田土会計で代表を務められていた飯島彰仁さんです。おそらく日本で最も多くの経営計画作成を支援されてきた方のお一人だと思います。

今回参加した目的は、その指導の考え方や進め方を直接学ぶことでした。

実際に現場を見せていただき、改めて強く感じたことがあります。

それは、これからの時代は事業構造を変革していくことが不可欠であるということです。

この記事では、その理由と、私が考える「令和の経営計画」のあり方についてまとめます。

令和の経営は「足し算の経営」から「事業構造を磨く経営」へ

ここ数年、物価は上がり、人件費も上昇しています。

30年以上続いたデフレ経済から、日本は少しずつインフレの時代へと移り変わろうとしています。

この環境の変化の中で、これまでと同じやり方を続けるだけでは、利益を維持することが難しくなってきました。

経営者であれば、

  • 従業員の給与を上げたい
  • 設備投資もしたい
  • 会社をさらに成長させたい

と考えるのは当然のことです。

しかし、そのために「もっと売上を増やそう」「もっとお客様を増やそう」という足し算の経営だけでは、限界があります。

令和の経営に求められるのは、「事業構造を磨く経営」です。

例えば、

  • どの商品・サービスに力を入れるのか
  • 誰に提供するのか
  • どの地域で戦うのか
  • どのような営業の仕組みをつくるのか
  • 組織をどう成長させるのか
  • 利益が残る財務体質をどう築くのか

こうした事業全体の構造を見直し、高収益な事業構造へと変革していくことが、会社を守ることにつながり、従業員を守ることにもつながります。

先哲に学び、自問自答する

では、事業構造はどのように磨けばよいのでしょうか。

私は、その答えは歴史上の先哲が残してくれた原理原則の中にあると考えています。

孫子の兵法や一倉定先生など、多くの先哲は、時代を超えて通用する本質を教えてくれています。

もちろん、その答えをそのまま自社に当てはめればよいわけではありません。

大切なのは、先哲の考え方を参考にしながら、

  • 本当にこの商品でいいのか。
  • このお客様を狙うべきなのか。
  • もっと利益が残る仕組みはないのか。
  • 自社の強みをもっと活かせる方法はないのか。

と、自社の事業について経営者自身が自問自答を繰り返すことです。

経営計画とは、単に数字を作る作業ではありません。

事業構造を深く考え、会社の未来を設計するプロセスそのものなのです。

原理原則と生成AIを融合する

そして、令和の経営には、もう一つ大きな武器があります。

それが生成AIです。

生成AIは答えを出すための道具ではありません。

経営者が頭の中で考えていることを整理し、言語化し、さらに数値化するための優れたパートナーです。

先哲から学びながら自問自答を繰り返し、その対話を生成AIが支援する。

経営者が思い描く未来を言葉にし、その未来を実現するために、人・物・資金をどのように配置していくかを設計する。

私は、これこそが令和時代の経営計画だと考えています。

9月から経営計画合宿をリニューアルします

今回、日本一の指導実績を持つ現場を見せていただいたことで、中央総研としてどのような経営計画サービスを提供すべきか、その方向性が明確になりました。

9月からは、この学びをもとに経営計画合宿をリニューアルします。

新しい合宿では、「足し算の経営」ではなく、「事業構造を磨く経営」をテーマに据えます。

孫子の兵法をはじめとする先哲の教えを経営に落とし込み、事業構造という視点から自社を見つめ直していきます。

さらに、中央総研の担当者、経営者、そして生成AIの三者が対話を重ねることで、経営者の頭の中にある考えを言語化し、数値化し、実行可能な経営計画へと落とし込んでいきます。

経営計画は、計画書を作ることが目的ではありません。

会社の未来を描き、その未来を実現するための設計図をつくることです。

今回の学びを中央総研の経営計画サービスにしっかりと反映させ、地域企業の持続的な発展に貢献していきたいと思います。

ご興味のある経営者の皆さまは、ぜひ9月からの経営計画合宿にご参加ください。

私たちと一緒に、自社の未来を描いていきましょう。